2016-10-27 第192回国会 衆議院 総務委員会 第4号
これは、特許法の特許ではなくて、講学上の設権的行為、行政行為の設権的なものによる特許でありまして、これは先願主義も妥当しないですし、非常に大きな裁量の中で、排他独占の利益を得ることを認められているというようなことでありますので、私は、こういう立場にある事業というものについては、役所がやはりしっかりと見ていくということは大変重要なんだろうと思っております。
これは、特許法の特許ではなくて、講学上の設権的行為、行政行為の設権的なものによる特許でありまして、これは先願主義も妥当しないですし、非常に大きな裁量の中で、排他独占の利益を得ることを認められているというようなことでありますので、私は、こういう立場にある事業というものについては、役所がやはりしっかりと見ていくということは大変重要なんだろうと思っております。
公有水面埋立法におきましては免許は私人に対する一種の設権的行為、行政法の体系で申し上げますと、どちらかといいますと特許というような形で一種のはっきりとした権利という形のものを与えるのが免許であるというふうに解しております。
御質問の御趣旨は、恐らくこういうようなことは現実の市町村長なり都道府県知事の立場から見て、建設大臣が持つておつて、その行為を委任することができるというふうな規定にしたほうがいいのじやないかと、こういう御質問のように拝聴したのでありますが、そういう規定のやり方もできまするし、又都道府県知事なり市町村長の国の機関であるという面を強く評価いたしまして、そういう面にこういうことのできる設権的規定をおいても差支